2006年04月04日

遠くの親類より近くの他人

長年異国に住んでいると、生活基盤は異国へと移り、母国の記憶は少しづつ薄れていきます。

先日妻の実家で、妻がある女性と親しそうに話をしていました。しばらくしてその女性が帰ってから私が妻に『今の人誰?』と尋ねると、妻は私にこう答えました。

『わからん。・・・話しながら思い出そうとしたけど、無理やったわ。顔はなんとなく見たことがあるような気がする。』

同級生の友人か、よくわかりませんでしたが、どうやら友人の知人のようでした。知人はもちろんのこと、親戚一同にも知らない顔が年々増え続けているようです。顔はわかるけど名前は知らないという人も多いです。妻が来日する時に生まれた親戚がそろそろ高校生という年齢ですので、顔と名前が一致するのは至難の技といえるかもしれません。

『遠くの親類より近くの他人』という言葉がタイにもあるのかどうかはわかりませんが、妻の立場上遠方に居るタイ人より近隣に居る日本人の方が頼りになるのは間違いありません。『遠くの母国より近くの異国』と言い換えることができます。

『遠くの親類より・・・』と言う言葉、もしかすると外国人のためにできた言葉なのでは?と思うほどピッタリの言葉ですね。
posted by さわでぃ at 00:00| 嫁に関するお話