2006年12月22日

南国気質

 南国の人は明るく陽気な人が多いとよく聞きますが、私の知るタイ人も明るい人が多いです。少々の事ではへこたれない前向きさがあるように思います。東南アジアに限らず、日本では沖縄の人が明るいように、南国には共通した気質があるのかもしれません。

宮里藍選手が出演する CM で、『なんくるないさ〜〜!!』というのがありましたが、「なんくるないさ」=「なんとかなるさ」という言葉は、明るく前向きな沖縄の人々を象徴した言葉だと思います。

タイ語に『マイペンライ』という言葉があります。「気にするな」とか「大丈夫」といった意味があるのですが、タイ人気質を表す非常に有名な言葉です。

「なんくるないさ」と「マイペンライ」、どちらも楽観的な言葉なのですが、ここで気をつけないといけないのは、決して自分を甘やかすために使ってはいけないという事。特に日本人は『旅の恥はかき捨て』というアホなことわざがあるように、旅先で「悪さ」をしてしまいます。そんな人がこの言葉を使うと、ただ都合のいい言葉というだけになってしまいますから。

困難に立ち向かう時、自分を奮い立たせるときに使いましょう。
なんくるないさ〜!マイペンライ!!
posted by さわでぃ at 00:00| タイに関するお話

2006年12月16日

挑戦か安らぎか

 念願の自動車免許を取得した妻ですが、「一難去ってまた一難」?というわけで、今年も日本語検定試験の時期がやってきました。

教習所へ通いだし、慣れない言葉や漢字や運転に五感をフル活用する日々が続いたため、ろくに勉強もできず最悪のコンディションでの受験となりました。今年は一級を受けるつもりでいた妻ですが、さすがに勉強せずに受けるというのは無謀な行為なので今回は二級を受験しました。

実は運転免許取得後、日本語検定までは約2ヶ月の期間があったのですが妻は全く勉強する気が起こりませんでした。もしかすると一種の燃え尽き症候群かもしれません。仕事で疲れた後、つかのまの休日を全て自動車教習に時間を費やし、日本人の何倍もの神経を注ぎ込んだ結果、「免許証」というゴールにたどり着き、倒れこんで力尽きてしまったのかもしれません。妻曰く、仮に日本語検定二級に合格できたとしても来年一級を受けるかどうかわからない。とにかく今は何も勉強したくないとの事です。

思えば妻は19歳で日本へ来てから、安らぎよりも自分への挑戦の人生がスタートしました。日本へ来て得たものも多いですが、犠牲にしてきたものも少なからずあります。そんな妻ももうすぐ34歳。自分への挑戦か、それとも安らぎか、ちょうど人生の分岐点にさしかかる頃かもしれません。
posted by さわでぃ at 00:30| 嫁に関するお話

2006年12月03日

タイのばあちゃんの教え

 妻が幼い頃、祖母から教えられた『嫁の心得五箇条』です。

一つ 夫より前を歩いてはいけない。
一つ 夫の両親より前を歩いてはいけない。
一つ 夫の両親より先にご飯を食べ始めてはいけない。
一つ 夫の両親より先にご飯を食べ終えなければならない。
一つ 夫の両親より先に体を洗ってはいけない。

妻からこの話を聞いたのは、まだ私がタイという国の場所すら知らなかった頃です。タイには昔の日本のような考えがあるのだと思い、少し興味を持ったのを覚えています。

日本の今と昔が違うように、タイも今と昔は違いますが、礼儀や作法を厳格に教え込まれた時代というものがタイにも日本にも確かに存在します。今の日本と今のタイを比べてみると、もしかするとタイの方が日本的な部分が多いかもしれません。

時代遅れととらえるか、古き良き時代ととらえるか、表現方法は様々ですが、今の日本は果たして良い時代なのかと考えた時、少し複雑な気分になります。
posted by さわでぃ at 00:00| タイに関するお話